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血の婚礼のmuscleのレビュー・感想・評価

血の婚礼(1973年製作の映画)
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・キスしながらあえぐ(絶叫)。同一人物を同一人物の別の時間の顔でつなぐの、だいぶ度胸いると思うのだけど、シャブロルはあっさりとやってのける。何かを覗き込んで隠れながらドキドキしながらイチャつくの、チキンウィズビネガーでもやっていた。・何かを見つめていながらなにも見つめてない顔が今回は二回出てくる(『肉屋』とか『マリー』のラストのやつ)。よくそういう表情を"モノ化"してるみたいなふうに書かれてるけど、その顔の後に切り返されることが結構面白い。やっぱり何かを見つめている。・美術品にシャンパンぶつけるの、めちゃくちゃヒッチコック。
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