インド人といえば、当たりの強い人が多いイメージではあるが
なんとこの映画はとても繊細なストーリー。なんだかとても日本人的なメンタリティな話だと思う。
ただこうした話は、インド映画でもたまに見かける。
きっと遠慮深く繊細な人たちも多いのだろう。
そういえば、日本でのイベントでインド人に「一緒に踊ろう」と言うと意外にもいやいや出来ないよ。という人も多い。ところが無理に踊らせると火がついてギンギンに踊る人も多いのだが。爆
こうした思春期の甘酸っぱいエピソードは誰でもあることだろう。
そうした恋愛の悔いを20年後に晴らすという、素敵なストーリーである。
-------------------------
2021/07/01 21:31
’96(2018年製作の映画)
3.8
バックパッカーでインドを旅するとインド人はとてつもなく大雑把でテキトーな民族のように感じるんだが、この映画を見ると超繊細な心を持ってくることがわかる。
この映画に限らず、インド映画は度々似ている題材があったりするので実は日本人より超繊細でセンチメンタルなのかもしれない。
学生時代の淡い恋愛。そのことを大人になっても忘れられず引きずっていた。ところが同窓会で数十年ぶりに彼女に会うことに。。。
こうした物語は一歩間違えるとかなりイタイ話になってしまうが、この映画はとてもバランス良く、なおかつ視聴者の過去の甘酸っぱい体験も思い出させるような効果があると思う。そう誰しも似たような体験があるのだ。
そうした思いを綺麗に開放してくれる効果がある。かもしれない。
