ひのり

’96のひのりのレビュー・感想・評価

’96(2018年製作の映画)
4.0
信頼と実績のTLで絶賛の『’96』を観ましたよ。
あー、これはあれですね?ヴィジャイ・セードゥパティ🧸さんガチ恋製造機ですね?あの大きくて分厚い体で、彼女のためにドアというドアを開け、荷物を持ち靴を拾い、切なくて純粋な、身悶えするほどかわいい🧸さんね??これはそりゃあ、あかんわね???

彼女がいうこと全てにあの大きな身体でちまちま動いて応えるラームくんが切ない…。
過去に何も告げずに去ったことで苦しめてしまった彼女のために、自分ができること全て差し出してあげたいその気持ちに泣けて泣けて。

ラームは写真を撮ることを「時を止める」と表現していて、=彼女を愛する気持ちはずっとラームの時を止めていた。
再会し、お互いがあと一歩踏み出していたらのifを知ってしまったことで2人はさらに苦しむことになってしまったけれど、ラームは”現在の”彼女を思い出の箱にしまうことで、ようやく動き出すことができるんだな。そして、それをこそ、ジャーヌは望んでいるのだな、愛ゆえに。
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