[最も印象的な眼差し]
リンダ・ロンシュタットに関するドキュメンタリー作品です。
残念ながら私は洋楽についてあまり詳しくないので、リンダについてもかろうじて名前を知っているぐらいの認識でした。
しかし、この作品を観賞して、改めて彼女の素晴らしさ、と言うよりは凄みに触れることが出来たように思われます。
その眼差しと歌声からは、凄まじい意志の力が感じられます。
それは、一片の迷いも憂いもなく、ストレートに私の胸の中に突き刺さってくるものです。
まだ、デビューしたての若い頃から、ギラギラと輝く双眸は、彼女の存在そのものに、限りない説得力を与えている様です。
この作品を通じて、リンダ・ロンシュタットという人物に触れることができたのは幸いでした。
それにしても、2019年のリンダ、パーキンソン病の闘病生活の日々ですが、何かから解放されたかのような軽やかさは、それもまた素敵だなぁと思う次第です。