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i-新聞記者ドキュメント-のchsyのネタバレレビュー・内容・結末

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このレビューはネタバレを含みます

iメッセージ・・・私はこう思う、と主語を私と明確にして発言すること。どこかに所属して合わせるのではなく自分の見解を持つこと。

終盤の古いモノクロ映像。「1944年ナチスから解放されたパリで、人々は歓喜に溢れ嬉々としてパレードをしたが、その渦中、ナチスと付き合ったフランス女は丸刈りにされ、市中を引き回されると言う辱めを受けた。
当時ちゃんとした裁判を経ずに死刑になった市民の数は1万人にも及ぶと言う…」森監督のナレーションが我々に問いかけるもの。どんな局面でも起きている事を深く正確に理解することの大切さ。そのための報道であり、報道の中立性、正確な事実を日々報じる事の意義。そしてその困難さ…だからこその「報道の自由」という手垢にまみれた言葉の真意をどんな時でも忘れないでいようよ!という呼びかけ。ハイ!忘れません。世界中の誰にとっても大切だものね!
最近のSNSなど巨大なシステムの中での個人データの売買、情報操作もヤバイけど、まずは日々ジャーナリストの方々が頑張ってくれなきゃだし、それを支持することで頑張ってる人を応援していこうと思った。

ドキュメンタリーだから衣装さんとかいないのね。彼女自身が実にリアル。モンクレールのダウンとダミエのトートかぁ。なら最後の方で持ってたBAOBAO風の大きめショルダーも本物なのかなぁ。ああいうデザインも出してるのかなぁ。それとも類似品かなぁ。…なんて余計なこと考えてました…ゴメンナサイ。
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