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BARに灯ともる頃のerlbachのレビュー・感想・評価

BARに灯ともる頃(1989年製作の映画)
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微笑ましいし笑えるしもどかしいし虚しいし素敵な作品

観終わった後、一緒に暮らした時間が短かかった父親のことをちょっと考えてみた。

私は父親の不在にすぐ順応できたけど、果たしてむこうはどんな心持ちでいたか。

再会の時間に何を思っていたか。私が完全に自立した大人になってから再会したとき、互いに何を思うか。父親に次会ったときには何を話そうか。

私と父親は、この映画の父子とは状況も事情もキャラクターも全然違うけど、そんな感じのことを色々考えた。

父親側の視点に関する私の乏しい想像力に、この映画を見てから一気に生暖かさみたいなものが加わった感じがする。

これだから映画鑑賞やめられないのよね
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