猿山リム

今宵、212号室での猿山リムのレビュー・感想・評価

今宵、212号室で(2019年製作の映画)
2.7
 コロナ環境下の平日午前の回ではあるが、生涯7度目にして今年3度目のソロ鑑賞。
 旅先で地元でやってない作品という選定で鑑賞。
 手指を消毒し、検温の後に入場。

 50歳美人大学教授は、人妻でありながらイケメン生徒を誘い・・・まぁ浮気を重ねる。
 ひょんなことから浮気がパレるも、結婚生活を長く続けるのに必要な息抜き感覚の妻と、妻を一筋に愛し続ける夫と価値観の相違が・・・。
 奥さん(主人公)は、自分たちのことを冷静に考えるために家を出て、自宅の向かいのホテルに部屋を取る。
 そこで気づくと、部屋に年前の若いままの夫が現れ・・・夫の元カノや、自分の元カレ軍団など、次々に・・・。

 文章でれ他バレを意識しつつ内容を説明するのが難しい。
 ラブロマンスであり、現代ファンタジーの様でもあり、コメディの気配も漂わないでもない。
 主人公は50歳ではあるが、当然魅力的で、裸を惜しげもなく披露してR15レベルの性交シーンも少なくない。
 ただし、ポルノ映画ではないので、それを前面に押し出しているわけではない。

 SFコメディのような分かり易い作品ではない。
 主人公の年齢に近い辺りの層に響く作品かしら。
 フランス女性。
 大人の関係を見つめなおす、そんな作品。
猿山リム

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