Tai

きっと、またあえるのTaiのレビュー・感想・評価

きっと、またあえる(2019年製作の映画)
4.5
インドでも負け犬はloserなんですねぇ(´-`)

これはとある父と息子と、その仲間たちの物語。
重体となって病院に運び込まれた息子。何とか意識を取り戻すも、依然、予断を許さない状態。
そんな息子を元気づけようと、父の青春時代の話をベッドで聞かせます。なんとか息子の力になってくれと…
果たして若き日の物語は、現在の彼らを救う事ができるのかーー?

大学時代にバカ騒ぎをしては連んでいた男たちの青春時代なわけですが、学内では〝負け犬〟と底辺扱いを受けてきた彼らが、周囲を見返してやろうと奮起するお話でもあります。
このバカ騒ぎの青春時代と現在が交差する感じは『きっと、うまくいく』に近いものがありましたね!
とはいえ、物語的には全く違うものですので非常に楽しめました◎

〝あの頃〟がいま一度、自分の力になってくれるというのは、もう胸が熱くならざるをえないですよ!
しかも、負け犬の汚名返上せんとするということで、2本同時に熱い物語を観ているようでした( ´∀`)b

最近のインド映画を観るたびに思うのですが、作品に教訓を組み込むのが非常に巧みですよね。
説教臭くないというか、作品にしっかりリンクしていて、共感しやすいです◎
さすがは教えを世界に広めた国!

物語中の逆転案は割と汚いものもあって〝それでいいのか?〟的なところもありましたが、まあOK!最後に皆んなで踊ればオールOK‼︎


もう新作で見ることはないのかと寂しく思っていた20世紀フォックスのファンファーレが聞けて、オープニングからテンションぶち上がりました( ´∀`)b
フォックス・スター・スタジオというディズニーカンパニー傘下のインドの子会社なんですね!
ロゴは違いますが、あのオープニングがこういった形で残るのは嬉しいですね(о´∀`о)
Tai

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