ワッツマイケル

アンジェラのワッツマイケルのレビュー・感想・評価

アンジェラ(2005年製作の映画)
4.0
ニケ像とアンジェラが重なる画は照れる程に美しい。こういう小恥ずかしい演出をするリュックベッソンが大好き。天使と暴力の混在、アンバランスな愛など、監督の十八番も満載。スーパーモデルの起用やぱっつんヘアも得意技。そして泣かせるシーンはとびきり魅力的。結局、監督のいつもの手でしっかりやられました。

モノクロは、憧れるけど反対されるだろうし「撮りたくても撮れない」が現実かと思う。それをやってしまう所が流石というか粋。モノクロ、(フランス映画なので当然) フランス語、主人公の男はダサい…この時点で興味を削がれるライト層は少なくないはず。「俺は撮りたい物を撮る」万歳。パリも映えっ映え。

【ひと文で紹介】崖っぷち男の前になぜか天使-Aが降臨。