自分自身に嘘をつき、皆にも嘘をついていた28歳で独身の男、アンドレ(ジャメル・ドゥブーズ)は取立て屋に追われていた。
アンドレは借りていた大金を与えられた時間内に返さないと殺されるという状況の中、命の猶予はどんどんと迫っていた。
絶望の淵に沈むアンドレは川の橋の上で自ら命を絶とうと覚悟した時、アンドレの前に突如として現れた絶世の美女アンジェラ(リー・ラスムッセン)。
アンジェラはアンドレよりも先に身投げを実行するが、アンドレが助けに入り理由を問いかけるとアンジェラもアンドレと同じ理由で身投げをしたと告げるのであった。
そしてアンジェラはアンドレに身を捧げると言い放ち、2人は行動を共にするようになりアンジェラはアンドレを次々と救い出すのであった。
果たしてアンジェラは一体何者なのであろうか・・・
【感想】
リュック・ベッソン監督が放つラブロマンス、ファンタジー、そして見ている者の心に響く強いメッセージがとても良く、あえて白黒映画にしているのもまた良かったです👏
モノクロで見るパリの景色の美しさにも魅了され、冒頭からラストまで楽しめました。
俳優の面でも絶世の美女であるアンジェラ演じるリー・ラスムッセンがスタイル抜群でヤバいぐらい美女で魅了されてしまいます✨
物語としてはアンジェラが何者なのかが分かってからはファンタジー要素が強くなってしまうがこれはこれでこういう世界観もありだと思えました。
ファンタジー要素ないパターンのアンジェラで最後まで描いた方がより良かったようにも感じたがそれだとありきたりな恋愛映画になってしまうのかもだからこれで良かったのだと勝手に納得🥴
そして何より今作で最も印象的だったのは鏡の前でアンジェラがアンドレに放ったセリフがとても心に響く良いシーンでした!
・これから空の貝に何かをいれるの
・人に愛されないと自分を愛するのは難しい
最高のシーンです👏
そしてクライマックスでのシーンにも心に響くメッセージの強いセリフも良かった!
・お前には過去がない!だが未来を作ろう
最高のシーンです👏