磨

都会のトム&ソーヤの磨のレビュー・感想・評価

都会のトム&ソーヤ(2020年製作の映画)
2.8
うーんこの映画、、、

想像以上に、、、


ジュブナイル・ミステリー作家はやみねかおるによる人気推理小説シリーズの実写化作品。平均的な普通の中学生と学校一の秀才にして御曹司の2人が天才ゲームクリエイター集団の作ったゲーム(街中を舞台にしたリアルRPG)攻略に挑むという話。
ただ、あまりにも映画として意味不明な部分の多い謎仕様で、ここのところ「映画クレヨンしんちゃん」「 PUI PUI モルカー」「スーパーヒーロー戦記」に軒並み高評価をしているのは、全てこの映画の為の布石だったんじゃないかと思うほどのトンデモ作品(笑)

設定&脚本そして謎解きの甘さは目を瞑るとしても、「どうしてそうなった!?」と「その話はどうなった!?」の連続。普段、伏線などはあまり気にしないけど、さすがにここまで投げっぱなしばかりなのは問題かと…。

児童文学とはいえ原作は人気の作品だし、そこまで子供は馬鹿じゃない。なら、スタッフ陣に問題があるのか?と思いきや、監督は「チア☆ダン」「かぐや様は…」の河合勇人、脚本は「オッサンずラブ」の徳尾浩司。
軽めの作品とはいえなかなかの顔ぶれで、もう奇跡の化学反応が起きたとしか思えない(笑)

基本的にいつも浮き気味だけど、他が地盤沈下してるためか、いつも以上に浮いてる市原隼人がなんだか切ない。
磨