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ユンヒへのaiのレビュー・感想・評価

ユンヒへ(2019年製作の映画)
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2023年、270本目。

降り積もった雪が一通の手紙をきっかけにゆっくりと溶けていくような静かな物語。
社会に抑圧されて生きてきたユンヒが踏み出す一歩と、最後に見せた笑顔に心が温かくなった。
二人の手紙のモノローグが素敵。
何度も書いては出さずにいた手紙…という宝物で再び繋がった二人とそんな二人を後押しする周囲のキャラクターもみんな温かい。

性的マイノリティかつ中年女性の再生というなかなか扱われないテーマが心に響いた。
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