2019年、ソフィア・タカール監督、ソフィア・タカール、エイプリル・ウルフ脚本によるホラー・スリラー。
クリスマス休暇を迎えるホーソーン大学、かつて暴行被害を受けたライリーは、クリス、マーティ、ジェシーら女子学生社交会(ソロリティ)MKEの仲間とともに、男子学生社交会(フラタニティ)DKOのボス、ブライアンの非道な行為を告発、他方クリスはミソジニスト、ゲルソン教授の除名嘆願を目指して署名活動、そんな折、女子学生が何ものかによって襲われる事件が起こり…、云々といったお話。
1974年のカナダ映画『暗闇にベルが鳴る』(Black Christmas)のリメイクのようですが、観たことがございません。
本作はフェミニズムを前面に押し出しながら、どうしてそういうオチになっちゃうのという非常に残念な展開。
ああいうお話になるなら、せめて大学の創立者カルヴァン・ホーソーンなる人物をもう少し詳しく描いてほしかったかなと。
主人公ライリーを演じるイモージェン・プーツさん、とても素敵なお方だと思っておりますが、本作ではその魅力があまり伝わってこないところも残念でございます。