あけましておめでとうございます😊
今年もよろしくお願いします☺️🙏
新年一発目の映画
プレイリストムービーなのですね。
音楽とストーリーが一体感になっているし、
映像やカメラワークも素晴らしかったです。
エルファニング主演の
「ネオンデーモン」
や
ゴズリン主演の
「Drive」
のようでした。
たまに目がチカチカしたり、画面酔いしそうにもなりましが💦
奇をてらった作りになっているにも関わらず、ストーリーがしっかりしていますね。
ただ、ラップは韻を踏んでいるので、日本語に翻訳するとダサくなってしまいます。
この映画はパート分けされていて
Part1は
兄のハイスクールでのレスリング部のエースであるタイラーのお話
Part2はタイラーの妹であるエミリーのお話
パケ写はエミリーの写真を使ったほうが良かったのでは無いかな?
と思いました。
タイラーとエミリーの家は裕福なのだけれど、
こういう家庭内モラハラの父親、いますよねー😓
ママはステップマザーだったようですね。
やや、過干渉気味。
厳しくすればするほど、子供は悩みとかを親に打ち明けられなくなる。
タイラーは腕の手術が必要なほどの故障を隠して、トレーニングや試合に臨むのですが、
そんな事さえ、父親に言えない。
試合に負けて、タイラーの腕の故障が分かった時、
パパとママが言い争う。
「大学の奨学金はどーするんだ!!」
って聞こえて来たパパの言葉に開いた口が塞がらない。
タイラーは彼女のアレクシスの妊娠も発覚して、
中絶を希望していたタイラーと、産みたいという意志があるアレクシスと揉めてしまい、
精神的にも追い詰められて行く…。
そして、ある夜…
タイラーにとっては不意な事故だったと思うのですが、
そんなに重い刑を受けるほどなのかな?
タイラーが黒人だから?
まあ、未成年飲酒、ドラッグ、飲酒運転。
"事故現場"からの逃亡とありましたが。
父親は良い弁護士を付けるだけの金は持っている筈なのに…。
そこら辺は出て来ませんでしたね。
もう少し映画を長くするか、前半のスローペースで進んで行くところをスピード感あげて、
弁護士やら裁判のシーンを入れても良かったかも。
と、思いましたが、
なんせ、あのパパだから、弁護士ともモメモメになるのは目に見えていますね💦。
さて、後半は妹エミリーのお話が中心ですが、
もー!!何?あのルーカスヘッジスの安定間と安心感。
"フツ面感"が強いルーカスヘッジスも、着々とカメレオンアクターになっていってますね☺️
エミリーは兄タイラーの件で、学校で孤立していて、いつも一人でいます。
そこにルーカス演じるルークと知り合い…。
ぶつかったお詫びに…って、ロリポップキャンディをエミリーに渡しちゃうところとか…。
胸キュンだわー☆(笑
ルークもエミリーの事は全て知りながらも受け入れていて
二人の恋は始まるのです。
エミリーは
追い詰められたタイラーをハグして
後悔の念でいっぱいのパパをハグして
そして、ルークが複雑な気持ちと悲しみが混ざった涙を流した時もルークをハグして…
エミリーをハグしてあげる人は出て来なかったですね。
病院でのエレベーターの中のエミリーの涙がとても強く心に残ります。
エミリーは可愛くて聡明で、どうかルークはずっとエミリーを守って欲しいと願うばかり。
10代の苦しみは、きっとこれからのエミリーの人生の糧になると思うから。
マイアミの青空
それから、私が"何故か"大好きな、
夏に川とか池とかに飛び込むシーンが入っていたり。
崩壊した家族の再生物語…だったかもしれないけれど
私は、その目線では見て無ませんでした。
二人の10代の兄と妹の物語だったと。
ラストシーンのマイアミの太陽降りそそぐ、木漏れ日のシーン。
確かなる着地点は分からないようなラストシーンだからこそ、余韻が残りました。
……
雪が降り積もった寒い夜に観ました。
今年の冬は寒すぎますね。
以下
始終、音楽が流れていると言うよりは、
たまに不穏な音がずーっと鳴り響いていて、
無音のシーンを作ったほうが良かったと思いました。
その無音のシーンがあってこそ、そこのシーンがより生かされるのだろうなー?
と。