終始ミュージックビデオのように事柄を深く映さず、良い音楽とともに映画が進んでいく。
良いことも悪いこともごちゃ混ぜになっていく。
人は一日に3万回選択をしていると聞いたことがある。
その選択はもちろんこの後の生き方を良くするためにその選択で、でも1回の選択でとんでもない方向に向かって進んでいく。
誰にだって起こり得る。誰もが悪い所と良い所を危なっかしく歩いている。そんな感覚が表現されていて良かった。
個人的にヒップホップを聴いてると気分が悪くなることがあるんだけど、それはその人生の悪い部分をリリックにして楽しんでいる様子を見るのが怖いからなのかもしれない。
序盤のほうはパーティ三昧だが、パーティを連日開いてはしゃぐのはその悪い部分に目を向けたくないからなのかとも思った。
