サトタカ

WAVES/ウェイブスのサトタカのレビュー・感想・評価

WAVES/ウェイブス(2019年製作の映画)
3.7
映像やカメラワーク、挿入曲で「今」をてんこ盛りにした一本。ストーリー的にはレスリング部エリートのタイラーくんが(自業自得なのも含め)さまざまなトラブルに見舞われ落ちていく話と、彼の妹ちゃんのかわいそうなエミリーが少しだけ報われるという感じ。
高校生の話なのに、酒やドラッグが普通に出てくるのはお国柄か。31曲だかかかる曲も素敵なんだけど、新しくてジジイにはよくわからない。レディオヘッドくらいかな。
いつも目が血走っていてヤベェ父ちゃんを演じていたスターリング・K・ブラウンと、妹役のテイラー・ラッセル(1994年生まれ?幼く見えるなー!!!)がスゲェよかった。テイラー・ラッセルは右の頬骨あたりに色の明るい部分があって、それがリアリズムを生む効果につながってる。
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