ミッション：インポッシブル／デッドレコニング PART ONEのみぞみぞのネタバレレビュー・内容・結末

さすがに面白かった。
触れ込み通りアクションは過去最高で、アクションシーンに大して興味を持てない自分でもかなり手に汗握った。
とりあえずここ最近の150分越え映画の中では一番体感時間短かった。

4~6はドラマもあってないようなもんだったけれど、その間にこつこつとキャラが揃い布陣が整った結果、今回は大体のアクションに、イーサンの心理にプレッシャーがかかるような取捨選択が絡んでいたので、葛藤とアクションがリンクしており、初期作のようにのめり込んで見れた。
ストーリーに粗あれど、ドラマはちゃんとありました。
キャラ数が多いので雑に描写されてるキャラも少なくなかったけど、でもそこをこれ以上求めるのは野暮かな、とも思った。

イーサンの生き方の限界をシビアにつくような描写や、疲弊しきったイーサンの表情を沢山見れて、3が1番好きな自分としては久々に満足なミッションインポッシブルだった。
おそらく、アクション重視で見ている層も今作は満足しているだろうから、
つまりは全需要に応えるにはこのくらいの尺が必要になってきてしまったってことだな。興行的にはどのくらいの見込みなんだろうなこれ。