ボギーパパ

ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONEのボギーパパのレビュー・感想・評価

3.6
劇場2023-55 熊P

トム様の頑張りを見るためだけに鑑賞し続けている本シリーズ第7弾の1/2。

久しぶりであり、前がかり気味に鑑賞してしまったため復習お疎かにした自分を叱る!
このシリーズも、007シリーズも大好きなため時折ストーリーや場面がごっちゃになって
て、、、そりゃ大好きなベンジーやルーサーの事は忘れないけど、、、


さて今作はなんと言っても、ある意味スパイ映画の醍醐味と言っても過言ではないマクガフィン争奪戦であるところ。しかも、なんとも分かり易いモノ(^^)

なんの役に立つのか、どこで使うものなのか、何が得られるのか?全くわからないモノを敵、味方、敵のようで敵でない奴ら、味方のようで味方でない奴らが入り混じって、全世界をひっちゃかめっちゃかにしながら奪い合う構図。観ている私たちは冒頭でわかるのだが、、、
良いではないですか(^^)、まさにスパイ映画の本領発揮です!

ただし、このシリーズの恐ろしいところだが、それぞれの思惑が複雑すぎる上に、あの精巧なマスクの為、本当に誰が敵で、どいつが味方なのか、、、よくわからなくなる。
冒頭の設定が???となってしまうと置いていかれるし、騙されることにもなる。心して鑑賞すべし!です。

ともあれ、さんざん拝見いたしました予告編のシーンは見応え十分。そのシーンに至るまでの展開も面白く満足!
ベンジーとイーサンの相変わらずのリモート誘導あるあるも満足!
マクガフィンのすり替え伏線及び回収にも満足!
カーチェイス、特にフィアットはふじこちゃ〜んを連れたルパン状態(^^)満足!
列車の件のスピード感は半端なく満足!

と満足度もそれなりに高く、パート2への期待感も高まるし、この作品だけ見ても、その上あんなに長くても、それなりに満足できる。
そしてそして、あのパリなる屈強なお姉さん、あれマンティスだったのかぁ(^^)仕上がっていたなぁ。そこも満足!

一言苦言を呈すると、大御所・戸田奈津子先生に申し上げるのも甚だ僭越でありますが ”それ“問題、、、
確かにみんなITと言っているのでこれしかないのもわかるのだが、日本語で”それ“ってやられちゃうと興が削がれるというか、、、なんか良い訳はないものだろうか。
吹替はどうなっているのだろうか?

そしてもう一つ。ポストクレジットでパート2煽りあっても良かったんじゃね(^^)
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