ミッションインポッシブル最終章、その前編。
話は鍵を狙っていろんな思惑が渦巻いてたり、今回の敵がイーサンの過去の云々とかなり複雑になっているように見えるが、話の大筋である「鍵を奪えええ!」の一本道で突き進むため、頭を使わなくても理解しやすい。
そんなストーリーよりも脚本が恐ろしく力を入れていたのがアクション、このアクションのスケールは恐ろしくデカいのだが、何故かアッサリとしていて、何処か気持ちがいい。
私の感覚だがミッションインポッシブルのアクションは高級寿司のコース料理である。
ワイスピのファイヤーブーストは濃厚油ばかりの超特大A5ランクステーキを何度も何度もぶち込んで来たため、胸焼けしてしまった。
だが今回のアクションは高級寿司のありとあらゆる寿司、しかもトロだけでなくしめ鯖にサーモンと手を変え品を変えて丁寧に差し出して来る為、胸焼けせずに気持ちよく堪能することが出来るのだ。
やっぱアクションは多種多様に限るよ。