エレキング

ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONEのエレキングのネタバレレビュー・内容・結末

4.0

このレビューはネタバレを含みます

バイオハザード5並みに冒頭の説明が長い上に、AIがどうのこうのと一般観客が興味を持てなそうな内容だった。
最初の砂漠のシーン。機関銃を舐めすぎ。
第一次大戦の塹壕戦が長引いた理由は機関銃の発明が大きかった。
歩兵が塹壕から出て突撃しても、全て機関銃の餌食になってしまうからだ。
一頭の馬に乗ったイーサン・ハントは後ろからバリバリ機関銃で撃たれても一発も当たらない。有り得ん。
その割に、イギリスの元MI6のスナイパーのイルサ・ファウストの弾は百発百中。シュワルツェネッガーの『ラスト・アクション・ヒーロー』じゃないんだからさー。
ただ、アイパッチをしてライフルを構えるレベッカ・ファーガソンがカッコ良かったから全て許す笑

でもって、実に古臭い人工知能の反乱の物語。世界中が人工知能のウイルスに汚染されていたら、もう終わりだと思うけど。
ソースコードを鍵でなんちゃらとか、世界中に分散していたら無理だと思うんだけど、脚本家の頭が古すぎる。

そして、いつも映画で走るトム・クルーズ、いつも食べるブラッド・ピット笑

例のバイクで崖からジャンプするシーンは映画の最初に撮ったそうで、理由は崖からバイクで落ちるシーンでトム・クルーズが死んだら、その後の撮影が出来なくなるから。

カーチェイスのシーンでフィアット500が登場するのは、宮﨑駿監督の『カリオストロの城』のオマージュ?
色も同じ黄色だし。

カーチェイスで大型車で追跡してくるパリス(ポム・クレメンティエフ)がお気に入り。経歴を見ると、母親が韓国人だそうだ。
死んだかと思ったら、まだ息があるっぽい。しぶとい笑

トム・クルーズは、今度は宇宙で映画を撮るらしいけど、アメリカの脚本家と俳優のデモが何時まで続くのか?

デモの理由が「AIに仕事を奪われるから」で、この映画のテーマとリンクしてるのか?
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