AKANE

ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONEのAKANEのレビュー・感想・評価

5.0
1作目から27年、還暦を超えたトム・クルーズ主演のスパイアクション『ミッション:インポッシブル』シリーズの第7弾。初の2部作であり、トム・クルーズ演じるイーサン・ハント最後の作品です。これだけシリーズが続いているのに毎回おもしろさが更新されるのは本当に見事。気になる今回の敵は軍事AI。そう、偶然にも今作の来日でのプロモーションが中止になった原因でもある人工知能なのです😭😭😭来日イベントたのしみにしてがっかりしたひとみんな同志ダヨ…現実でもAIと闘うなんて。悔しいから日本で2ヶ所しかないビッグIMAXスクリーンのひとつである大阪の109シネマズエキスポシティまで足を運び、鑑賞しました。レイトショーで終電もないのにほぼ満員。そんな今作も観てる側が「もうやめときなって…」目を瞑りたくなるアクションシーン、予告編でも話題になったバイクごと海抜1200メートルの渓谷に落下するというもの。しかもトムは自分が事故にあってもいいようにこの撮影をスケジュールの最初に持ってきて、なんと6回も繰り返したとのこと。そもそもの撮影前の練習でスカイダイビング毎日30回トータル500回、バイクでジャンプをするモトクロスジャンプを13000回もこなしたそう。涼しい顔で。これが本当に石原良純と同い年の人なんでしょうか…トム・クルーズ。こんな風に演技だけでなくアクションで観客にスリルを与えてくれるトムのような役者は他にいるのでしょうか…いない気がする…話が逸れたけどそのバイク落下シーンが列車シーンとうまく繋がってて。その列車もCGではなくこの撮影のために本当に作ってるから驚き。そんなトムもローマでのカーチェイスは初めての試みで苦労したそう。走りにくい街で有名で、石畳だからこそカーアクションがやりずらい。それでもトムは片手で簡単にドリフトしまくってました。本編。予告編が結構シリアスな感じにみえて終始暗い雰囲気なのかとおもったけどそんなことなくて笑えるシーン多めで、個人的にお気に入りだったのがイーサンを追うアメリカの諜報部員の男たちを撹乱し「あいつどこやねん!」ってブチ切れさせてる後ろで空港の屋根の上を爆走してるシーン。次のパート2でトムのイーサンを観れなくなるのはいやだけど、間違いなくおもしろいだろうから観たい気持ちと観たくない気持ちが半々!語りたいことはたくさんあるけど日本のイーサンと言っても過言ではない江戸川コナンくんの最新作の映画と今作の鍵となるものが同じなの…ちょっとびっくりじゃない…?(じゃない)
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