ささ

ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONEのささのネタバレレビュー・内容・結末

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このレビューはネタバレを含みます

影から現れるトムや空港で出し抜かれ、追いかけられそうでも平然とするトム。どれもカッコ良かった。
あと、弁護士のトムも良かった!

AIエンティティがチームと似た隠密が得意な性質をもっているのも面白かった。

始めのエンティティの解説をしている所にエンティティの仲間が紛れたと思ったらトムでした。って流れは2つが似ている表現だと思った。

エンティティがほぼ運命を決定する力をもっているという設定も面白かった。
パーティーの座る位置で武器の渡る流れを操作したりしてたのかも。
逆にトムのどの行動がエンティティの予想を越えたのかも知りたいし、この運命の攻防戦をもっと表現してほしかった。
何回も見たら分かるのかも。

小悪党の女性の手品は他作「グランドイリュージョン」の様でワクワクした。
あと、この女性が観客と近い立ち位置にいる事で親近感がでてた。IMFの頼もしさやミッションに対するタフさもより際立った。

車の追いかけっこは車が擬人化した様な、ピクサーのカーズの様な面白さがあって楽しかった。

イルサのコートのなびき方がカッコよかった。

崖からの飛び降りは音の表現が良くて引き込まれた。

オリエント急行の車内が煌びやかで車両ごとに個性があって、車両の行き来が分かりやすかった。
そして、最後の一車両ずつ落ちていくのが緊張感と迫力と最高やった。

トップガンマーヴェリックに続く、進化していく時代に対するレガシーへの誇りやまだまだイケるぞって感じが垣間見えて良かった。

見落としてしまったのは、イルサが何故また危険な立場になったのか。とエンティティ側の女性が裏切ったのはどこなのか。

ちょっと残念だったのは小悪党の女性の運転やパーティーでの乱闘がテンポ感や迫力を落としてると感じた。

あと、最初にエンティティが潜水艦にいる事を観客に見せたせいで、トムが潜水艦の事を知る所が達成感が薄かった。
例えば、始めは潜水艦の中でエンティティを操作する所だけなくして、オリエント急行で情報局の男が答える時に出せば始めの潜水艦とエンティティとの繋がりがその時わかって面白かった気がする。

あと、イルサと再開した時にもっとトムのイルサが組織にいる葛藤をみたかった。
トムがIMFに入るキッカケになった今回の敵との因縁をもっと描いてほしかった。自分が見落としてるだけで過去作で描かれてのかな。
殺すなと言われていたのに殺そうとする所はミッションより私情が出てて不安になった。でも、それも鍵を手に入れる為の行動だったのか。

マスク装置が壊れたり、パラシュートの着地が敵の所は違和感があった。
ささ

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