予告で何度も流れていても、
崖からバイクで飛び降りるシーンは映画館の大スクリーンで見る価値あり。
プロデューサーのトムが自分で考えたスタントなのに｢突き出た岩壁にぶつかる｣と、
サイモン･ペグに無理やりやらされてるみたいに焦っていて、おいおいと。
列車が崩落した橋から1両ずつ落ちていくなか、車内から脱出するアクションは、
制限時間がいつ訪れるか分からないスリルがあった。
食堂車の食器やら調理器具がドンガラガッシャンになって遊び心が効いていた。
トムと女泥棒が乗る小型車のフィアットは、
動けばぶつかり、階段を横転を繰り返し、その場で無意味に旋回したりと、にぎやか。
殺し屋のポム・クレメンティエフが
口を開けて快感覚えるような悪い顔で、
装甲車でスクーターを踏みながら蹴散らしていく大胆さが大好きだった。
さんざん私利私欲で動く女泥棒に惚れる要素があまりないように思えるけど、｢他人だけど大事｣と言い張るのはよく分からなかった。
｢イーサーン｣
｢ひどい駐車ね｣
