からんころん

さよならのときのからんころんのネタバレレビュー・内容・結末

さよならのとき(2014年製作の映画)
4.2

このレビューはネタバレを含みます

時間の流れがよい。
死に際に思い出すのは、本当に日常のなんてことないシーンだと思う。この点がリアル。
また、文化が違っても、人との関わり方に共通点がたくさんあるのも不思議。
妹との絶妙な距離感だとか、恋人のいる親友とのすれ違いだとか、気持ちの悪い彼だとか、初めて会ったのに話が通じてしまう人だとか、おおらかさで包んでくれる人だとか。
違和感なく、主人公を自分に置き換えて観てしまった。実際、私にもこういう人たちがいる(いた)し、思い出すのだろうなと。

ありがとう。
じゃなくて、さよなら。なのがよかった。
さよなら。に、愛も感謝もすべてが含まれている。

おまけ。
主人公がとても可愛い。
親友とのくだりは、なぜか最初から涙がボロボロ出てしまった。ふたりがとても自然だったから。
そして、この作品のレビューのためにアカウントまで作ってしまったよ。
からんころん

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