このレビューはネタバレを含みます
恩人を殺された弁護士(ライネン)がその恩人を殺した犯人(コリーニ)の国選弁護を知らずに受けてしまう話
仕事として全力で事件を調べるライネン
最初のこの流れをみた時に推理、コリーニの動機を解き明かしていくよくある法廷映画と思ってました。
コリーニが最初全て黙秘をして話が中々進まない中ライネンの捜査で色々とドイツ、ナチスの闇の部分が見えてきて、法律とは?の疑問を見てる人に考えさせれる作品です
殺人は悪ですけど殺人鬼を殺す殺人は悪なのか、法律が間違ってるのか、自分の感情を殺して法律に従うのがいいのか。確かにどんな人であれ人を殺すことはよくないですけどその感情を抑えてくれるはずの法律が間違ってると思えた時人はどーするべきなのか。本当に色々考えさせられる作品です。
1番心に残ったシーンはコリーニ少年期父が連れていかれたシーンの父がコリーニをじっと見つめてるシーン 父は何を思ってたのか。
色々と思うとこが多い映画でした。