針鼠

ナンシー・ドリューと秘密の階段の針鼠のレビュー・感想・評価

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2021/09/27 netflix ★★★☆☆☆ 今年見た映画82本目。

キャロリン・キーンの少女向けミステリ小説であるナンシー・ドル―シリーズの映画化。原作に当たる小説があるのか、映画オリジナルストーリーなのかは不明。それはともかくとして映画の設定は(たぶん)同じナンシー・ドル―シリーズでも新シリーズの方だと思う。

米国で1930年に第一作が出てから、2003年までに175作、その後新シリーズに移行して、確認できたところまでだけど2012年までに47作、計222作が出ていて、米国では祖母・母・娘と三代に渡るファンも多いと言われてる人気シリーズであります。

著者名キャロリン・キーンは筆名で、80年以上も続いているシリーズなんだから、途中で著者も幾度か代替わりしてますのだ。

邦訳も金の星社とか東京創元社とかから複数(二十数作くらい)出てますが、それにしてもほんの一部。

私は50年以上前に金の星社の『少女・世界推理名作選集』でシリーズ第1作の「古い柱時計の秘密」他2作ほど読んだかな。後年、創元その他から出た分は全部スルー。

というのは同選集でもキャロリン・キーンはあまり好きじゃなくて、フランシス・K・ジャッドの方がずっと好きだったから。でも大人になって知ったら、なんとジャッドも4人の作家の筆名で、うち一人はナンシー・ドル―のシリーズも書いてる人だった。なんかこう当時の自分の好みって何だったんだ?という納得いかない結果になってます。

今年見た映画80本目は、netflix『ドラゴン・タトゥーの女』再鑑賞、81本目は、amazon prime 『特捜部Q キジ殺し』再鑑賞。

今年見た映画83本目は『ハリウッドを斬る!』netflixのドキュメンタリー。★★★☆☆ 『映画あるある大集合』という副題通りの内容でありんす。面白くて為になる、映画好きなら必ず一見の価値あり。
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