あつぼう

エスケープ・ルーム2:決勝戦のあつぼうのレビュー・感想・評価

3.5
エスケープルームの続編になります。
前作の生存者ゾーイとベンはミノス社の存在を明らかにするため、マンハッタンにある怪しい廃ビルを調べるが、強盗に襲われ母の形見のペンダントを奪われてしまう。強盗を追いかけ地下鉄に乗り込むも、強盗に逃げられ2人は列車内に取り残されてしまいます。同じ車両内には4人の乗客が乗っていて、車内放送でゲームのスタートを告げる内容を告げられると、ベンが「ミノス社が仕掛けた」と呟いた事に反応。4人はゾーイたちと同じくミノス社のゲームを生き残った者たちでした。

今回はゲームを生き残った精鋭だけを集めた決勝戦みたいなもので、謎解きのヒントから答えを導き出すまでの過程が面白かった。みんなゾーイと同じぐらいの推理能力を持っているけど、ミノス社の仕掛けも桁違いにスケールアップしていて手に汗る展開の連続でした。
ミノス社の資金力がエグイのはわかるけど、建物内にこれだけの仕掛けを造るって恐ろしい。地下鉄の車両から始まり、銀行、砂浜、酸の雨が降る街、最後は今回のキーになるソニアの部屋。もう各ステージの仕掛けが凝りすぎていて、これを考えた人は狂ってるとしかいいようがないです。

命がけで謎解きをする映画は多いけど、ここまで大掛かりな仕掛けは珍しいので、今後も期待したいシリーズです。
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