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花と雨のlpのレビュー・感想・評価

花と雨(2019年製作の映画)
2.3
東京国際映画祭にて鑑賞。

日本映画スプラッシュ8本目(今年もこれにてスプラッシュを完走!)は『花と雨』。
実在のラッパー、SEEDAの同名アルバムをベースにした今作。主演は話題作への出演が続く、飛ぶ鳥を落とす勢いの若手:笠松将。

インディペンデント系の日本映画とは思えないレベルで、映像に力が入っている。色彩の美しさに加えて、オープニングから気合いの入った空撮シーンがあったりと、映像に関してはクオリティの高さを感じた。

ただ、その一方でストーリーが弱く感じた。
起伏の少ない話を淡々と映しており、途中で退屈してしまった。ブラックアウトで場面を転換する演出の連発にも飽きてしまう。

日本映画スプラッシュのラストは、少し物足りなさが残る1本でした。気になる方はぜひ。
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