ギズモX

ガンズ・アキンボのギズモXのネタバレレビュー・内容・結末

ガンズ・アキンボ(2019年製作の映画)
3.2

このレビューはネタバレを含みます

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あの『パリーポッター』のダニエルラドクリフ主演のコメディアクション映画。

ネットで煽り行為をしていたら『アドレナリン』状態のまま『デスレース』に参加させられてしまい『ハードコア』な展開が進んでいく、そんな感じのストーリー。

いわゆる《ハメられた主人公がゲームに強制参加させられて、運営してる組織をボコボコにするデスゲームもの》なのだが、主人公のダニエルの性格がこの映画ではマルフォイなので『デスレース』のステイサムのような破天荒さはあまり無い。

腕に銃を取り付けられてオタオタするその姿は正に炎上してくネットの民そのもの。
正直なところ、ヒロインのイカレたネーちゃんの方が主役に向いていたが、死体袋から二人同時キルするシーンはスカッとした。

デスゲームを管理してる悪役側も見掛け倒しのナヨナヨした連中なのが気になった。
軽く煽られた位でゲームに強制参加させるなよ😅

そりゃね、ヘイトを撒き散らしていたとか、
全く関係ない自分語りを長期間に渡って続けていたとか、
スクリプト連投荒らしとかDos攻撃とかをしてたとかだったら、まだ話は分からんでもないよ。

でもね、一晩限りの典型的な煽り文に反応して、自ら凸って拉致監禁改造手術を行い、おまけに暗殺者を送りこむのはあまりにも煽り耐性が無さすぎる。

組織のボスも見た目がモブザコのチンピラだし、いざバトルするとなったらみんな舐めプで体制的な怖さもない。
こんな奴らはボコボコ蜂の巣にされて当然だ。

この映画に足りなかったのはステイサムや桐島やdoomguyみたいな奴。
いたら秒で物語が終わってたと思う。

劇中では『QuakeChampions』や『METRO2033』のゲーム画面が出てきたけど、物語的には『FarCry3』が一番近い。
部屋には『DOOM』のポスターが貼ってあったし、製作者は相当idのゲームか好きなんだろうな。

ネットリテラシーの大切さを考えさせられる映画です。 

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