ウルフガー

ガンズ・アキンボのウルフガーのレビュー・感想・評価

ガンズ・アキンボ(2019年製作の映画)
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アマゾンプライムにて視聴。ダニエル・ラドクリフの存在にかなり助けられてはいるもののなかなか楽しい映画だった。いきなり両手に銃を装着されて殺人ゲームに放り込まれるというアイデアは最高なものの、そこからの展開はちょっともたつく。というかいちいち説明的なのがあれ?という感じで最初は観ていた。

ストーリー展開は意外に王道で、まあ主人公が普通の人だからそこは納得いくのだが、肝心のアクション自体が物足りない感は否めない。理由はわかる。全体をゲーム的にしたいためわざと嘘っぽい、命の軽いノリにしているのだけど、わかるからといってやっぱりもっと熱いアクションの方が好みなのよ。

そんな感じでいい所と悪い所があるなあと思いながら観ていたけど終盤でスーパーフリークがかかるに至ってはもうどうでもいいかという感じになった。いい意味でね。ここハマータイムという前振りのセリフがあるのにかかるのは元曲のリック・ジェームス版というのがギャグなのか何なのか。不思議だ。

でもまあ良かったですよ。主人公がだんだん銃を装着された両手を使うのがうまくなってくるのが笑えた。あー面白かったで終わっていい映画なのであんま細かいこと言うのも野暮でしょう。
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