このレビューはネタバレを含みます
敵と共謀して事態を裏で掌握してる真の黒幕と対決する構図にもってくのはいいんだけど、主人公の掘り下げもまともにされないままに敵の悲しき過去にだけ触れるせいで、お前より敵の女の方がよっぽど主人公してるじゃんってツッコミが湧くのが残念だった
銃と手が切り離せないことにより発生する不具合を強調したようなネタも後半はほとんど登場してないし、面白い設定を思いついたはいいけど活かしきれなかったんだなという印象
中盤まではなかなか楽しめたし、サブエピソードとして元カノが出てくるくらいに留めて敵にスポットは当てなくてよかった気がするなあ
手に拳銃が取り付けられた男って字面のインパクトは強いのに、作中だと他のキャラより影が薄いのが勿体ねえ
終盤の展開はまんまナーヴって映画で見たのと同じだった
