ガンズ・アキンボ、和訳すると2丁拳銃だそうです。IMBdによるとMonolith Productions制作の『Blood』というゲームに出てくる設定から取ったみたい。
突っ込みどころは多いけれど勢いとノリで楽しむ作品。B級チックな馬鹿映画と言えそう。人はバンバン死ぬ。ダメダメな主人公が覚醒したらやたら強くなるのもご愛嬌。ダメ人間を演じたダニエル・ラドクリフがずいぶんとハマってます。鋲で両手に銃を打ち付けるという発想がバカバカしくて好き。
明らかにアクションゲームを意識した作りで、『Hotline Miami』というゲームを思い出しました。最初の1時間は正直あんまり面白くなかったなー。展開が読める割にアクションがすごいとも思えず。もっとガンガン撃ちあってほしかった！その点からすると後半は存分に暴れまわってるのでグッド。
どうしても『ジョン・ウィック』、『イコライザー』あたりと比べてしまい、そちらのほうが軍配上がりますし。そういえば『シューテム・アップ』とも似てる作風。バカバカしさとか考えるとむしろそっちのほうに近いです。
『ファイトクラブ』チックな社会派な要素もありますが本当に風味程度です。喘息はギミックとしてあまり使われなかったので残念。匿名のコメント欄がひどいのは世界共通！
