カミワザ

ガンズ・アキンボのカミワザのレビュー・感想・評価

ガンズ・アキンボ(2019年製作の映画)
3.4
ゲーム会社プログラマーのマイルズ(ダニエル・ラドクリフ)。
殺し合いを生配信する闇サイト「スキズム」にイキって挑発的な投稿をしていたら目を付けられ、両手に銃をボルトで固定された状態で殺し合いに強制参加させられる。
後の展開は、なーんも考えずに楽しめる、ゲーム的なガンアクション作。

両手が銃の状態で、何をするにも不自由といった面白さがあるものの、そこに割いている尺が長く、その分ガンアクションを阻害されている印象。
マイルズのゲームセンスを活かして頭っからド派手にやってくれたほうが面白かったのに。

本作、あのラドクリフが!?という役柄で注目されているが、殺し屋のニック(サマラ・ウィーヴィング)が『レディ・オア・ノット』とか、この子ぶっ飛んだ役が多いなぁという印象の方が強い。
なので殺し屋のニックの人物の深堀と、アクションのキレっぷりに終盤の主人公が霞んでしまうのも仕方がないのかも。

ただ、マイルズが上司に啖呵をきる勢いはちょっとお気に入りだったりします。
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