2020年 鑑賞
「ベストキッドシリーズ」第3弾にして、ダニエル × ミヤギコンビシリーズは完結。
今作も引き続き、シリーズ最後までジョン・G・アヴィルドセンさんが監督をしていただきました！感謝！
前回の空手選手権の後、コブラ会は9ヵ月間も生徒無しの状態が続いていた... 困窮したクリース(マーティン・コーヴさん)は、ベトナム時代の戦友である産業廃棄物処理業者の社長テリー・シルバー(トーマス・イアン・グリフィスさん)を頼る。シルバーは親友のクリースとともに、ミヤギ(ノリユキ・パット・モリタさん)とダニエル(ラルフ・マッチオさん)に復讐することを決意、ダニエルを次の空手選手権で倒そうと、カラテの反逆児と異名を持つマイク・バーンズ(ショーン・キャナンさん)呼び寄せる...
ダニエルとミヤギは、アパートの管理人を解雇されてしまい年金生活に... ダニエルはミヤギの夢である盆栽店を開こうと店舗をミヤギにプレゼントをする。シリーズ通してダニエルはミヤギ想いだし、優しき青年。惚れっぽいのがたまに傷。で、今作のヒロインは、盆栽屋の道向かいの陶器屋のジェシカ(ロビン・ライヴリーさん)。ちなみに前作ヒロインのクミコ(タムリン・トミタさん)は東京の舞踏団に入ったそうだ。
偽善者ぶるシルバー、ダニエルを試合に出場させようと、盆栽屋に押入り、めちゃくちゃにする... 前作でも言ったが、これは犯罪だ！そこまでして復讐したいのか？
度重なる嫌がらせ... 女性に手を上げられたらキレてしまう、そんな優しきダニエルは、ミヤギの盆栽を守ろうと、仕方なく大会に出ると決意する... ミヤギの教えに背き... やはり、ミヤギに空手の試合用の稽古はつけてもらえない...
とあることから、シルバーから指導を受けることになりが... ミヤギの言う通り、何事も焦っている時には、時間をじっくりかけて呼吸を整え、お腹を満たしてから考えるべきなんだな... 今までずっとミヤギは言ってたろ？だから、偽善者の思惑に...
“君も強い根を持っている 心がしっかりしていれば”
ダニエルの反攻、ミヤギの涙... あることをきっかけに、ダニエルはシルバーから離れることを決意。そしてシルバーやクリースの思惑を暴き、ミヤギとダニエルは稽古に励む。松を植え戻す時のダニエルの優しさや表情が染みた。
大会当日ー ダニエル vs マイク。恐怖で支配でサドンデスへ持ち込むマイク。恐怖におののくダニエルにミヤギは、「敵に負けるのはいい 恐れに負けるな」「気持ちを集中しろ 最強のカラテは心の中にある それを出せ！」
おそらくマイクの敗因は、ダニエルに「お前の師匠は●●」と罵ったことだろう！ダニエルの眠れるスイッチが入ってしまったのだ！
自分のことは罵らようとも、家族ではないが、とても大好きで大切な、ダニエルの心の師・ミヤギを罵られたくない！、そんな2人の絆をより感じた完結作品だった！
私も大切にしている存在がいるのだが... 最近は拒否されている？line送っても“既読”さえつかない... 片想いなのだ...
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