U-NEXT初入会。
"プロレス"で検索し開いたのが、ヒールレスラー、アイアン・シークのドキュメンタリー。
これが入会一本目というのは少々恥ずかしい。
イランでの輝かしいアマレスキャリアと師と仰ぐ英雄の自死への絶望と亡命。
米国マットへの参戦の様子は、初期バーン・ガニアとの攻防の映像もあり、大変貴重でワクワクさせられる。
アメリカとイランとの政治的対立を機にアイアン・シークのギミックは大受け。
そしてホーガン時代への橋渡し。
凋落、惨劇、堕落。
これで終わらない。
コカイン漬けからの脱却とまさかのSNSでバズり、一線へ返り咲く。
WWFの名実況アナであったジム・ロス、ロック、ジェイク・ロバーツ、カクタス・ジャック、他にもかつての多くのスターレスラーのインタビューも交え、業界中の証言が飛び交され、アメプロと大衆の親和性が浮き彫りにされる。
ロックが用い、ポップカルチャー用語にまでなった "ジャブロニ"がシークの言葉だったとは知らなかった。
アメプロと大衆の親和性をまざまざと見せつけられる。