記録用
ジョージア舞踏の世界を生き抜くダンサーのお話かと思ったらそこから抜け出して自分が生きる世界を見つけ出す一人の青年のお話だった。
本作を観たあとにジョージア舞踏がどういうものなのか気になって調べてみた。
確かにメラブには向いてなさそうな勇ましい踊りだった。
幼い頃から習ってきた伝統の踊りと自分の中にある本来の姿との乖離を自覚して苦しんで最後には解き放たれていく。
始まりと終わりとでは明らかに表情が違っていて踊り方も全く違う。
メラブが自分らしく踊るにはジョージアを出て外の世界を目指すしかない。
ダンスに特化した作品ではなくダンスを通してそれぞれが生きていく世界を考えさせられる映画だった。
いずれメラブは煌びやかなショーパブの世界とかで輝いてそうってラストのダンスシーンを観てて思った。
