若ハゲ

ダンサー そして私たちは踊ったの若ハゲのレビュー・感想・評価

4.2
ジョージアの国立舞踊団でダンサーをするメラブと幼馴染マリらの中に、新人のイラクリが加入したことで巻き起こる人間模様を描くスウェーデン、ジョージア、フランス共作映画。

中盤までは純愛系かなと思ってましたが、いい意味で予想と違う展開でした。
メラブもマリも救いがなくて悲しい…と思っていたところで兄との和解で涙が。
最後の審査での、これまでのしがらみを振り払うような鬼気迫る、なおかつ自分らしさを表現したダンスは観る者を惹きつけます。

ジョージア共作映画でありながら、自国に未来がないと旅立つ主人公の物語が制作されるのはなんとも物悲しい。
ジョージア映画は初めて観ましたがジョージアには興味があったので、知ってる挨拶のフレーズや地名や民族衣装が出てきて楽しめたし、より興味が湧きました。観てよかった。
若ハゲ

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