のどか

イン・ザ・トール・グラス -狂気の迷路-ののどかのネタバレレビュー・内容・結末

4.2

このレビューはネタバレを含みます

久々にこんなにゾクゾクした!
スティーブン・キング作品大好きだから彼が関わってる時点で期待しかしてなかったけど期待以上だった!!!
ただの草むらなのに何も見えない、それがこんなに怖いなんて!
カルとベッキーが同時にジャンプするシーン頭いいなって思ったけど次の瞬間距離遠くなったの怖すぎてゾクッとした。
ロスがナタリーの頭握りつぶしたところはうあーーーーー!トービンに見せないでー!!!!!!ってなった。
トービンは最初から最後までただの迷子で、ずっとみんなに何かを伝えてくれていた良い子で泣けちゃう。
トラビスは絶対こいつ良い奴!って思ってたけどほんとに良い奴だった。そもそもベッキーを心配して探し回ってた時点で良い奴なんだけど草むらでもみんなを引っ張り続けてくれた優しい人だった。
ベッキーの死体を見ても心折れずにその後に迷い込んでくるベッキーだけでも助けようとずっと愛する人の事だけを考えていたかっこいい人だった。
最後トラビスの言う事を守るために必死に止めるトービンがトラビスの名前を出したらベッキーは直ぐに信じてくれた、捨てられたって言ってたけど、やっぱり愛はあるんだよな、、ベッキーだけでも今後、子供を産んで幸せになって欲しいね。
結局草むらはなんだったんだろう、宗教的なものにしては説明できない力がありすぎると思ったけど、でも岩に触れた人のみが草むらの全てを理解し、また教会に繋がっているというところが神を信仰するものは救われる、正しく宗教なのかな?とも思えた。岩に触れてしまった人は救われるけど、草むらからは出られないのかな?トラビスは出られないと言わず、出ないと言っていたのでもしかしたら出られるのかも?でもトラビスはこれから先迷い込んでしまった人を助けるために残ったのかな?というような考察が止まらない。
見た後までずっと残る映画でした。
のどか

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