シングルマザーのカトリーナは娘のクララと車で旅をしている、途中立ち往生し娘から目を離している隙に娘は蛇に噛まれて瀕死の状態になってしまう、必死に娘を救おうとするカトリーナの前に1人の女性が現れ助言されるもその時既に日没迄の死のカウントダウンが始まっていた。
助言通り車のパンクを直し女性のキャンピングカーに戻ると既に女性の姿はなく娘の傷も治っていた、助言通り娘を病院に連れて行くカトリーナ、診察の結果異常はなく疲労と診断され娘はしばらく安静にすることに。
安心も束の間カトリーナの前に不思議な男が現れこう告げる「支払いの件で話がある、魂を救うには他の魂を支払わなければならない、日没まで残り7時間、娘を助けたければ他の人間の魂を捧げよ」
疑心暗鬼のカトリーナに男は「思い出させてあげよう」と言うと娘の容態が急変し噛まれた傷も再び再現されてしまう、錯乱するカトリーナは看護師を呼び戻ると男の姿はなく娘の傷もすっかり消えていた。
困惑するカトリーナだったがNETで調べるうちにさっきあった男は過去に死んでいる事実を知るのであった。
荒野で噛まれた娘を救出する話かと思ったら毛色が違う緊迫のホラーサスペンスでした、タイムリミットがある中、人を殺したことがない（普通ない）女性が誰かを殺さなければ娘の命が助からない、刻一刻と過ぎる時間の中で必死にもがく母親の姿が描かれてます。
ここからは少しネタバレ注意
劇中何度も不思議な忠告を受けますが、おそらく蛇の呪いの連鎖に囚われてしまった救われない魂の姿を悪魔が使っているんだろうと解釈しました、なのでラストのヒッチハイカーが見える時点でクララも連鎖に入っており、その連鎖からは土地を離れても離れられないのを示唆していると思います。
