科学者の希望と絶望を同時に見る映画だったかな。
中高生あたりが見ると将来を悲観する人も出るかもしれない…とも思ってしまったかな。。
力は時代や思想によって善にも悪にもそして天国にも地獄にも変わる。
夫妻の研究結果は、レントゲンとガン治療で今も多くの人を救う力であり、原子力爆弾と原子力発電事故で多くの人の命を奪った。
私は科学が好きよ。専門は生態学。有名人で言えばダーウィンね。 平和な学問にみえるでしょ？ でも、ダーウィンは新しい土地を植民地化するための船員として船に乗った。制圧者側の人。 出身大学は戦時中、生物兵器か毒？の開発をしていたと。在学中に機器をみたよ。
遺伝子学は病気の傾向を知る力と組み換え新種を作り出す力をもつ。
新しい力を得た人がその力をどう使うか。
常に怖さを孕むけど、進歩を止めてはいけないとも思う。
そんな事思いながら見てた。
見る前は
男性優位社会の中で成功したあのキュリー夫人のお話！
しかもロザムンド・パイク！
てルンルンだったけど、観てると考え込んじゃった(^_^;)
それにしても、毎回ロザムンド・パイクに驚くわ！全然違うんだもん。
