RIO

キュリー夫人 天才科学者の愛と情熱のRIOのレビュー・感想・評価

3.7
小さい子どもの時に本を読んだ印象とは全く異なる人物像だった
極端に同情を拒んでた 結構押しがキツいので一緒の生活は大変かもしれないけど毎日の毎秒が科学的な感覚なのは惹かれる
ある物理学者は食器の片付けにスプーンだけを運んで洗って次はフォークだけ運んでとかいう話は聞いたことありますが気が遠くなる事柄を考えてそうです

全てを注ぎ込んで可視化できない物を証明した
この世界の真実を解明した結果を善ではなくて害にしてしまった現代への流れをキュリー夫妻が何処かで見ている 直接表現を使わないメンタルをスタイリッシュに描いていました

魅惑的に妖しく光るラジウムを肌身離さず握りしめ どんな時でも実験室から出なかったキュリー夫人
多くの敵を作って孤立であってもずっと傍にいた娘へと受け継がれている科学の人生は熱いものだったと証明していると感じれた
RIO

RIO