怒りと許し。ガリシアの人々と様々な表情を見せる自然の姿が重なる。
息遣いや風向き、息苦しさや温度、普通であれば可視化できないものがまるで見えるような感覚に陥る。画面越しではなく、その場にいるような五…
まさに映画そのもの、その成り立ちの神秘を具現しきった作で、グレー系(霧的白も含む)や淡いグリーンが地下水如くに染み出し色彩による図の内の区分け・対比を無化したようなトーン(分かれてないだけで内…
>>続きを読むこの映画の画面を覆い尽くす絵画的なショットの数々にまったく心を動かされなかった理由をいろいろ考えている。審美性と説話性(ハスミン風にいえば説話論的経済性)は矛盾なく両立するものだと自分が信じているの…
>>続きを読む東京国際映画祭にて。
久々の辛口です。
スペインのガリシア地方の山奥に起きる山火事と村人の話。
映像は非常に美しく、音楽とあいまって最後まで緊張感もって観ましたが、結局何が描きたいのか、全くわか…
東京国際映画祭にて。
山火事映画だけどそこに至るまでが長くて静かすぎて意識飛んだ。対比としてはいいのかもしれないけど。
比較しちゃいけないが、山火事映画「オンリー・ザ・ブレイブ」は偉大だったな、…
今年新作60本目(東京国際映画祭)
始まってすぐに強烈な眠気に襲われ、中盤までのほとんどのシーンを覚えていないという非常にもったいないことをしてしまった。 それからしばらくは集中して…
このレビューはネタバレを含みます
やりたいことと作品の意図はよくわかるのにまるで面白くないというある意味凄い映画。
冒頭の環境破壊描写や車とか斜面におけるキアロスタミ的な撮り方とかは悪くなかったけれど、基本的な描写が味気ないものば…
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