このレビューはネタバレを含みます
少し舞台設定を理解するのに時間がかかったが、面白かった!クストリッツァの激しい音楽と共に、少年が恋をして大人になっていく物語。アンダーグラウンドよりは登場人物のコミカルさは控えめだが、多分最初の監督作品だからだんだん作品を追うごとに強くなっていくんだろう。
好きな人と父親の喪失を経て、主人公は大人になっていく。最初はあまり身が入っていなかったバンド活動も、最後には歌詞と自分を照らし合わせることができるようになる。この監督は音楽の使い方が特徴的で本当にクセになる。