すれ違いのすれ違いによる、
人間群像劇、かな。
そのまま突っ切ってほしかったな。
不穏な雰囲気を出して、スリラーっぽく
展開しつつ注意を引きつけようと
するけれど、結局何が起こったか
分かってしまうと「なんだかなぁ」と
思ってしまうという。
なんだかパズル失敗、という気がした。
「5年前に亡くなった彼氏の子どもを、
身籠った彼女が現れて…」という導入は
素晴らしく引きつけられる。
だからこそ、勿体無いなぁと生意気にも
言いたくなってしまうのです。
合掌。
余談:
もう、ロニーの最後が恐ろしかった。
描かれてなくて良かった。
もし描かれていたら、トラウマとなって
この映画を忘れることはないだろう。