シルク

ロストガールズのシルクのネタバレレビュー・内容・結末

ロストガールズ(2020年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます


何とも後に尾を引く作品だった。 

ロングアイランド連続殺人事件。
実話の未解決事件。

三人の娘と母親の母子家庭.
長女シャナンは幼い頃、里親に育てられて、後に家計を助ける為売春婦となる。
実の子が売春婦、この時点で母親の心情が私には理解出来ない。
でも、それ程生活は追い込まれていた。
でも、でも、それでもだよ。


下の二人の妹達はこの事実は知らなかった。
三女は統合失調症でこちらも又問題を起こす。

そして悲劇が起きる。
長女が売春客をとった後、警察に救いの電話を入れたのを最後に行方不明となる。

翌日、謎の医師から自宅への電話。
これが私的にはすごく引っかかる。

警察の初動捜査の遅れ、売春婦に対する差別なのか後手後手に回る。
母と娘達は、生活全てを投げ打って行動を起こす。

そしてパトロール中の警察犬が偶然にも遺体を発見。
何と売春婦の複数の遺体が…惨い。
そして、そこは長女シャナンが最期に目撃された場所.
しかし
シャナンは依然行方不明。

《遺体が見つかれば悲しい、見つからなければまだ希望は持てる…
それでも怒りは消えない》
この台詞が悲しかった。

犯人は未だ捕まらない。

最後は衝撃の事実。

でも、もっと衝撃を受けたのはエンドロールでの実際の母親の姿と

そしてその数年後、母親は統合失調症の三女に刺殺されてしまった…と言う事実。

もうスコアなどつけらない。
シルク

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