あかね

台湾、街かどの人形劇のあかねのレビュー・感想・評価

台湾、街かどの人形劇(2018年製作の映画)
3.9
戯夢人生がすごい大好きだったので
こちらも個人的に最高!
台湾の伝統芸能布袋戲の人形遣いであり
第一人者で人間国宝。
そして父もまた人間国宝であり
あのリーティエンルー。
10年追ったドキュメンタリー。
10年ってやっぱ長いし人生だよね。

めちゃくちゃ神の手だった!
最後に人形劇みせてくれるんだけど
めちゃくちゃびびる!
ありゃリアル神の一手や...
もうあっちこっちボロボロな身体で
手が震える中でみせてくれた。
見た目はまじ仙人みたいな神様。
鼻毛とかみえちゃってるんだけど
これが生きてるってことってか
ありのままでありまじで神様。

お父さんとの関係に悩んでたぽいね。
父の名前がどこにいっても影を潜み
80になっても悩まされていたぽい。
でもなりたくて人間国宝には
なれんし充分偉業....
人にはわからない偉大すぎる
親に色々あったんだろうな....
しかし、お父さんには
よく殴られていたらしく
それがトラウマで
弟子には絶対しなかったらしい!

台湾のこの伝統劇の雰囲気本当すき!
台湾のしきたりとか伝統とかも
厳しくて、子が亡くなっても
母親は決して葬儀とかで
泣いてはいけないらしい..無理すぎんか。

唯一おちゃらけた姿みれたやつうれし!
最後の最後まで自分の命が僅かと悟り
広めようとした姿はやられた。
なんかもう最近こうゆうの
1番泣けちゃう。アジアの空気関といい
あとじいちゃんに弱い。

どっちの映画もよかった〜!!
親子それぞれの良さとか生き様があり
こうゆう映画どんどん作ってほしい!!
大切な小箱。あの赤い小箱。
あかね

あかね