死に至る愛の作品情報・感想・評価(ネタバレなし) - 2ページ目

『死に至る愛』に投稿された感想・評価

一

一の感想・評価

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一度死んで死の恍惚に取りつかれた男と、その愛する男の死に取りつかれる女と。欲動に突き動かされる人間の話が好きなので、観ていてしんどいが心揺さぶられないわけにはいかない。自殺を思い止まらせようとする牧…

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信仰とはまったく関わりのない生き方をしているが、自殺にたいしては常に思うところもあるので、その両端から引っ張られている感覚がどうにも落ち着かなく、90分で結論が出るはずもない宗教的議論の不毛さ含めて…

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アラン・レネ監督作品。
エリザベスはシモンと愛し合う仲になって数ヶ月ほどだが、ある時シモンが臨死体験をして・・・という話。

死と愛についての映画。たんたんとしているけど、撮影は良い。アップの画面が…

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自分のイメージにあるレネらしいなあと思いながら観ていた。何回も現音聴かせるので区切って、連続したやり取りでも立ち位置まで変わってそうな。

オープニングの黒と赤はむしろアルジェント辺りのホラーかと思…

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arch

archの感想・評価

4.7

一度死ぬことによって、人生に連続性が失われたとき、人は不連続性に耐えられるのか
死から蘇った男の恋人エリザベートを観測者として進み、映画史上最も多いだろうブラックアウトは、不連続性を体現することで彼…

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Halow

Halowの感想・評価

3.6

冒頭と終盤にいくつかハッとするような場面があるものの、全体的には魅力のあるショットは少なかった印象。
決められたように2人が死んでいく物語なのに、映像にそういった運命的なものを感じさせる力がなく、あ…

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菩薩

菩薩の感想・評価

2.0

臨死体験をした夫が運良く復活を遂げるものの死に取り憑かれてしまい結局ほどなくして死ぬ、それを見送る妻が死の間際に「私も一緒に逝くから」と約束しちゃったもんで彼女まで死に取り憑かれてしまう、一応夫婦共…

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聖的かつ俗っぽい死と愛の話。ハンス・ヴェルナー・ヘンツェの冷たく鋭い現代音楽と黒背景に雪(?)が降る景色が劇を何度も何度も切り離す。それは、死に憑かれた二人もキリスト教を生きる二人も全て馬鹿にしてい…

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海月

海月の感想・評価

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他人の死への願望に対して道振る舞えば良いのか?
その説得の不可能性。
自然

自然の感想・評価

4.0

邦題が内容を端的に表してて素敵
女性のキャスティングがめっちゃ良い。
突っ走りすぎる愛に囚われた狂気的な人間の顔、手のショットが印象的
シモンが宗教って、「推し」文化の匂いを感じる
シーンの合間に挟…

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