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死に至る愛のmknsのレビュー・感想・評価

死に至る愛(1984年製作の映画)
3.8
「生」「死」という避けられない運命に関して、それぞれ異なる背景を持つ人間がそれにどう向き合っていくのか

日常的な動作(階段を登る、服を着る、肌に触れる等)の中に、意図的に分断される画面や黒と赤のコントラストが効いた色彩があることによって、静謐と狂気が入り混じったような違和感が生じる

主人公的立ち位置であるエリザベート(サヴィーヌ・アゼマ)の立ち振る舞いも素晴らしかった 彼女の存在感がこの物語を更にグッと深めているのではないだろうか
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