ユト兄さん

ドリラー・キラー 劇場公開版のユト兄さんのレビュー・感想・評価

3.5
スプラッターホラーと括られてますが青春暴走映画ですね。冒頭の「LOUD 大きな音でお楽しみください」にワクワクしました(笑)
不気味ながら引き込まれる教会のシーンから後の「シド&ナンシー」の如く破天荒な恋愛生活を荒々しく生々しいパンクサウンドが彩ります。

ストリート描写がリアルで浮浪者(寝ゲロ!)が溢れ暴行、窃盗が横行しているNYは子供の頃TVや映画で植え付けられたアメリカの恐ろしさそのままでした(笑)

さて、あらゆることが上手く行かない主人公はそのマイナス部分をドリルで弱者(社会的不適合者)を殺害することで補っていきます。
やっぱりここが最も恐ろしい所だと思います。
日常生活においてペン、ハサミ、ドライバー、ナイフ、フォーク、包丁、電動工具もちろんドリル等々これら、要はいつでも“殺っちまう”ことが出来るんですよね…そんな時そう考えてしまうことに身震いしちゃいますが(汗)

ただこの作品、何気にハーレムもので主人公は綺麗な彼女&同居人と暮らしています。同居人のパメラがめちゃ可愛いくて裏山でした!ふざけんな!
ユト兄さん

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