売れない貧乏画家の主人公が、同じボロアパートに引っ越してきたバンドマンの騒音にストレスをため、電動ドリルを片手に人を殺してまわる…というお話
レザーフェイスが持っているような電動チェーンソーに比べて、片手サイズで小回りがきく分どうしたって見た目のインパクトでは勝てません
額のど真ん中に穴が開いている絵面も、やっぱりチェーンソーによるバラバラ死体と比べたら微妙です
というわけで発想はともかく非常に地味な作品でした
監督自らが演じている主人公にしても、誰もオレをわかってくれない!だからこんなに貧乏なんだ!的な鬱屈とした思いが投影されているのでしょうが、その割には女性ふたりに甘やかされながら暮らしていたりとどうも描写が温い
そもそもバンドマンの騒音で発狂したのにバンドマンを襲わないのはどういうことじゃ?
どうも主義主張と行動が乖離しているように見えてハマりませんでした、残念